不動産業者の破綻・・・

昨年から不動産業者(中小・上場企業)の破綻が
毎月のように後を絶たない状況が続いています。
そしてまた先日も。。。

前期、過去最高売上、過去最高利益を出していた会社が
一年も経たないうちに破綻・・・。
なぜか!?

金融機関より借り入れをして不動産を購入し、
その不動産を利用(リノベーション転売・建売etc・・・)して運営していた業者は
非常に厳しい時期に直面している。
いくら過去最高売上や利益を出していても
見えない部分に売れ残っている在庫が存在しているからだ。

経済が活発であればそんなことは関係なく進んでいったであろうが、
サブプライムを発端に金融機関の貸し渋りが始まり、
貸し渋りだけならよいが
貸しはがし(借り入れ金額の一部返済)を迫られた業者は
先に進むことが出来なくなる訳だ。

結果・・・債務超過の現状を目の当たりにすることになる。
表ざたは超優良企業がわづか数ヶ月で優良先から破綻懸念先に変貌する。

2009年あとどれだけの不動産業者が消えていくのだろうか・・・。