“なんとしてもやり遂げる”
- 2010.06.17
- その他
先日、他の不動産会社の営業マン(5人)と会食をしました。
まだ入社数ヶ月~1年前後の人達でした。
仕事の話が中心で私の経験上の事とか、
彼らがどのように仕事をしているかを聞きました。
みんなすごく真剣な表情で《
この人たちならできる》と話しながら
感じ取ることができたぐらいです。
話の中でビックリすることがありました。
それは入社数ヶ月のAさんの話です。
『先月全員で立てた売上げ目標に2万円足りない状況でした。
そこでその2万円を売り上げるために
中村区の某ビルの貸主さんに
“ビルの共用部分の掃除をするので2万円下さい”
とお願いしてさせていただきました。
それで目標をクリア出来たんです』
という内容です。
さすがにこの話には驚きました。
私も21年間この仕事をしてきて
それなりに売上げを上げてきましたが、
もし自分が売上げが作れない月があったとしても、
このような方法で『少しでも会社に入金するんだ!』
ということはしなかったからだ。
いや、思いもつかなかっただろう。
Aさんのように“なんとしてでもやり遂げる”という強い思いと根性に
『すごい!』としか言葉になりませんでしたが、
反面、我社のメンバーにAさんのような人はいても1人ぐらいだろうな
ということを考えていたら腹が立って仕方がありませんでした。
《営業とは何か・・・》
という題名のヘンテコな講師の話を2時間聞くよりも、
本当にいい話が5分で聞けた食事会でした。
ありがとうございました。
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