やりっぱなしはダメ!

我社の仕事はお客様に物件を紹介し、案内して契約をする。
簡単に言うとこんな感じです。
この中で契約に至るまで慎重にミスの無いよう行なうことは当然ですが、
私がもっとも気をつけていることは契約に至らなかった貸ビル(貸し主)への対応です。

だいたい一つの案内で3~5件はお客様にビルを内覧していただくのが普通です。
契約まで至ればよいのですが、契約になるのは一つのビルです。
その他のビルは結果としてボツ!
しかし、自分のビルを案内をされた貸し主にとっては
《なんとか決まらないだろうか》なんて期待をしている人が多いのが当然ですよね!
それを決まらなかったからといってほったらかしにする営業マンがいます。
気になっている貸し主さんはわざわざ弊社まで連絡してきて
『先日、案内してくれたお客さんはどうなりました?』と聞いてこられます。

私は気になると朝礼で『案内後のオーナーへの連絡をしてますか?
してない人は早くしなさい』と言いますが言われないとできない・・・。
このような“やりっぱなし”の営業マンは何処にでもいるものですが、
本当に何を考えているのか分かりません。
たぶん、自分さえよければいいなんて人でしょうね。

しっかり案内後の連絡を入れている営業マンは
貸し主に名前を憶えてもらえ着実に信用が着いてくる。
これが後に信頼に変わり交渉ごともしやすくなっていく。
“やりっぱなし営業マン”は印象が悪く、
《この営業いい加減》というレッテルを貼られてしまう場合もあるだろう。
本人は、見えない部分でも大きく損をしていることに気付いてないのでしょうね!

今日の一言!『やりっぱなし営業マンは、自身の損にも気が付かない』